印章
印鑑は一生使える実用品
実印・銀行印・認印・代表者印・社印
何かをしたいとき 人生の節目には必ず印鑑は必要になります
書体
吉相体(きっそうたい)
篆書体をベースに中心から外に向かって力強い流れの線が特徴です。上下左右斜めと八方に末広がる事から八方篆書とも呼ばれます。易学や風水で開運印相によく用いられる書体です
篆書体(てんしょたい)
漢字の基本。日本銀行発行のお札に捺されている印鑑の書体です。日本最古の印鑑と云われる国宝 漢委奴国王の金印も篆書体で作られております。篆書体は様々な種類があり、印鑑で用いる篆書体は正確には印篆といいます
古印体(こいんたい)
丸味を加えた書体。雅な味わいの墨溜りや欠け途切れが特徴です。日本漢字を基に進化した印章用の書体で可読性が非常に高くて馴染みのある書体となっております。
隷書体(れいしょたい)
波打つ運筆で横長の端正なバランスが特徴の書体です。こちらも身近な書体で、お札の「日本銀行券」や「壱万円」なども隷書体で書かれております。
行書体(ぎょうしょたい)
楷書をくずして書きやすくした書体。女性に特に好まれます。
楷書体(かいしょたい)
隷書から転化した字形の方正したものです。
印鑑の種類
実印
実印はハンコの中で、もっとも重要な印鑑であり、法律上・社会上の権利・義務の発生を伴います。公正証書の作成、金銭その他貸借証書、契約書、不動産取引き、遺産相続、法人の発起人となるとき、自動車登録等に使用します。
実印は唯一性を守るため銀行印、認印など他のハンコとの併用をさけ、認印のように家族共同で使うことのないようにし、捺印する場合も書類の内容をよく読んで慎重に扱うことが大切です。実印は姓名を彫刻することとはなっていませんが、姓と名前の両方を彫刻する方が安全です
銀行印
銀行印とは金融機関での預貯金口座開設、金銭の出納に使用する重要なハンコで、定期預金・普通預金・振替預金・郵便預金等の金銭関係に使用します。認印と同様に、通常は姓のみを彫刻します。
認 印
認印とは印鑑登録をしていないハンコをいい、印鑑証明のいらない書類作成、一般事務(伝票関係・出勤簿・簡単な金銭受取)等に使います。通常は姓のみを彫刻し、押印用として携帯するハンコです。認印といえども捺印すると実印に準じた責任が伴います。
訂正印
訂正印とは簿記印ともいい、帳簿や伝票などに記入した文字の誤りを訂正する場合に使用します。訂正箇所に元の文字が読めるように二本線を引き、訂正者の名前が入った印鑑を押印します。縦書きならそのすぐ右横に、横書きならそのすぐ上に正しい文字を明確に記載し、誰がどのように訂正したのかを明確にします。
素材
本柘 鹿児島などに生息する木を印材に用いるもので、植物系の印材 木質は極めて硬く、細工のしやすさなどで人気があります
本柘 1本 6,000円(税込)
本柘 3本セット(男性用) 20,000円(税込)
本柘 3本セット(女性用) 18,000円(税込)
黒水牛 インドやタイの水牛の角を用いた物で、堅牢で印肉のつきの良さに優れています 漆黒の趣きが印肉の朱と対比的で、昔から重宝がられてきました
黒水牛 1本 8,500円(税込)
牛角上(オランダ水牛) 白飴色をし、若干斑点模様があり、美しさを引き立たせる印材 別名白水牛ともいい、オーストラリア産の水牛の角を用います
オランダ水牛 1本 14,000円(税込)
琥珀樹脂 琥珀の化石を樹脂に溶かし込んで作られた印材 ふわっとした赤い煙のような模様が特徴で、女性に人気があります
琥珀 1本 28,000円(税込)
チタン 強度・耐久性・耐摩耗性に優れた印材
マンモス シベリアの永久凍土より採掘された三万年以前のマンモスから作られた印材 象牙より少し黄色く堅牢性
マンモス 1本 13,500円(税込)
素材・サイズによって価格は異なります ご予算に合わせてお選びください
彫刻について
彫刻方法には大きく分けて機械彫り、手彫り仕上げ、完全手彫りの3種類があります。
機械彫り
機械彫りとは印鑑専用の彫刻機で彫られた彫刻方法です。国内の印章店の約95%以上が機械彫りを採用しております。
手彫り仕上げ
リューターや彫刻機であら彫りを行い、印刀を使用して仕上げの作業を行います。出来上がりは手彫りで彫ったようになり、多くの印章店ではこの彫刻方法を手彫りとして販売しております。
完全手彫り
職人が印刀を使用して彫り上げる方法で、職人の個性が出る印鑑に仕上がります。